私達は今から30年以上も前に、オーガニックを方針に掲げて農業を行う道を選びましたが、その目的は自然環境の豊かさを守ると同時に、生産者と消費者を大切にすることです。
アルチェネロの物語はコナピ(1978年に創設されたヴァッレ・デッリディチェ養蜂協同組合を前身として1984年に誕生したイタリア養蜂協同組合)と創設者ジーノ・ジロロモーニが率いるアルチェネロ農業協同組合との意義深い出会いの物語でもあります。
これら2つの協同組合はどちらも資金よりも、理念や人材に支えられて成長してきたという側面が強い組合です。両協同組合はエミリア・ロマーニャ州とマルケ州にまたがるアペニン山脈をルーツとしています。
生物多様性を尊重し、保護します
非有機作物では広く行われる殺虫剤の使用は、土地を不毛にするうえに、益虫を消滅させます。
農業者を尊重します
化学製品を使用しない農法によって、農業者は健康を損なうおそれのある物質との接触を避けられます。
消費者を尊重します
有機製品と非有機製品の原材料の違いには、幅広い製品ラインナップを維持しつつ有機食品の信頼性を保証しようとするアプローチが反映されています。
従来農法とは異なり、有機農法では
• 遺伝子組み換え作物(GMO)とその派生物の使用を禁じています
• 特定の種類の添加物と加工助剤の使用を禁じています
• 着色剤およびフレーバー強化剤の使用を禁じています
• 天然香料のみ使用が認められています さらに、すべてのオーガニック製品はイタリア農林省公認の検査機関による認証を受けています。検査機関は会社が有機農法に従っており、それに伴う義務を果たしていることを保証するため、毎年直接調査を実施しています。
上記に加えて、アルチェネロでは
• できる限り”安心
• 安全な”原材料で、おいしさで妥協することなく、”本来の”風味を 保った製品を生み出し、消費者に提供しています。
• 本当に必要な原材料以外はすべて排除しています。たとえばオーガニックの基準では使用 が認められている天然香料でさえ用いていません。
当社のチョコレートにはレシチンを使用していません。また、脂質としてはパームオイル、ココナツオイル、あるいはシアバターよりもヘルシーなココアバターのみを使用しています。
フルーツジャムは、ペクチンなどの添加物を使用せず、高品質の果物だけを使っています。本物の味とフルーツジャムに特徴的なテクスチャーを重視しており、ゲル化剤を使わずに優れた技術による調理方法で作られています。
パスタには、南イタリア産のデュラム小麦とイタリア産のスペルト小麦のみを使用しています。 トマト製品には、エミリア・ロマーニャ州の肥沃な土地で栽培されたトマトのみを使用しています。品種はエルコレやコインブラなどです。
ビスケットなどの焼き菓子には、イタリア産エキストラ • バージン・オリーブオイルのみを使っています。
ハチミツ(日本未発売)は組合員の養蜂家が生産したもので、過度の加熱処理を施さないので栄養分が保たれています。