アンジェラ・サバテッリ

当然の選択としてのオーガニック:現代に蘇らせるべき農業

ファザーノ ― アンジェラ・サバテッリは農業経営者ではありませんが、4世代前から続く家族経営農場で兄(または弟)のジョヴァンニを手助けしています。農場は1904年の設立です。
有機栽培を採用し、栽培面積は所有地45ヘクタール、借地25ヘクタールにも及びます。作物は主に数世紀もの年月を経た植物から採れるオリーブ、小麦、トマト、ケーパーですが、家畜飼料のイナゴマメや牧草も生産しています。
ジョヴァンニとアンジェラは1996年から自発的選択として農場を有機農法で運営しています。諦めることなく、むしろ耕作面積を広げながら、彼らは今日まで大地に対する理解と配慮を持ち続けてきました。

製品:有機オリーブ、有機小麦、有機トマト、有機ケーパー。

「大地は命です。大地からの贈り物がなければ、私達には生きる術がありません。私達が理解しなければならないのは、私達は大地に配慮し、大地を汚染せず変質させずに大地の生産力を助け、大地そのもの生きる力を後押しすべきだということです。そうすれば、今度は大地が私達に命を与えてくれるのです」
アンジェラ・サバテッリ「本物の食べ物、大地にかける情熱の物語」(2012年ジュンティ出版社刊)より引用。

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